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Posted by naturum at

2007年07月09日

議論しよう!*村田敦志



「楽しくecoしよう!」という趣旨の取り組みは多くある。

「<NO レジ袋>を楽しく実践しよう!」という趣旨のmixiのあるコミュニティで、
それに異論を唱える人が現れた。

「そんなことをしても意味がない。もっと大きなことに目を向けなくては」と。

最近のレジ袋は環境にも配慮され、燃やしてもダイオキシン等環境に有害な
物質を排出しないように作られている。原料となる石油も、石油精製の時にできる
残留物を使用しているので、むしろリサイクルである。
もちろん『もらわないこと』にこしたことはないが、
そんなことはいちいち公表することではない。
日本が排出している二酸化炭素の量は、世界の5%程度で、
その5%の内訳で大部分を占めているのは、企業からの排出量。
企業のあり方を変えなければ、問題の解決には至らない。
レジ袋の取り組みは末端の末端の本当に微々たることでしかない。
そして世界の二酸化炭素排出量の全体の3分の1を占めている
アメリカと中国を何とかしなくては。

だいたいこんな内容だったと思う。

その文調は、少しトゲがあり、
コミュニティの人をバカにしている感も少しはあったかもしれない。

でも問題は、そのコミュニティの管理人が「話すことを放棄」してしまったことだ。

その異論を唱えた人はコミュニティから追放され、
そのトピックは削除されてしまった。

「NO レジ袋」の取り組みが小さな取り組みでも素晴らしいことだと思う。
それをみんなで楽しくやろう!というのも素晴らしいと思う。
せっかくそういう取り組みをしているのに、
批判されたからって、不快に感じたからって、
「議論の放棄」をしてもいいんだろうか?

考え方が違うからって、
文化が違うからって、
宗教が違うからって、
それで解決していいんだろうか?

そんなことを思いながらも僕は傍観していただけだけれど…  


Posted by maple55 at 11:40Comments(0)ボス日記